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IELTSライティングではアカデミック・モジュール、
ジェネラル・トレーニング・モジュールともに
与えられる課題は異なりますが、ふたつのタスクが与えられます。
アカデミック、ジェネラルとも指定される語数は同じで
タスク1では最低150語、タスク2では最低250語となっています。
ルールに基づいてポイントをおさえて書く
英作文は学校で習ってきていても、英語のレポートやエッセイなど
それぞれのルールに基づいてまとまった英文を書いたことがある方は
おそらくほとんどいないかもしれませんね。
英語のレポートやエッセイには書き方のルールがあります。
ジェネラル・ライティングのタスク1で求められる
英語の手紙にしても書き方のルールがあるのです。
まず基本的な英文エッセイ、英文の手紙の書き方をおさえることが
一番のポイントとなります。
なおかつIELTSライティングでスコアップを目指すには
IELTSライティング特有のポイントがあるのでそのポイントを
しっかりおさえておくことです。
おさえるべきは次のふたつのポイントです。
- ライティングの採点基準をおさえる
- 減点項目をおさえる
ライティングの採点基準について
1、課題の達成度
アカデミック・タスク1
グラフや図表などから自分の意見や分析など入れずに客観的に説明しているか
ジェネラル・タスク1
要求されている条件を満たした手紙を作成しているか
タスク2
与えられたトピックに適切にこたえるエッセイを作成しているか
2、一貫性とつながり
文章が論理的に構成されている
読み手が読みやすいように接続語句などをうまくつかっているか
3、語彙力
単語のスペルを間違えていないか
適切な単語を幅広く使っているか
4、文法の知識と精度
正確な文法で書かれているか
幅広い表現を用いているか
以上の採点基準に則って評価されます。
単純なスペルミスや文法的間違いでポイントを落とさないように
練習問題をするときにも注意深く書きましょう。
減点項目について
タスク1は150語以上、タスク2は250語以上書くように要求されているので
それ以下だと減点対象になってしまいます。
減点項目の中に “Memorized” という項目があります。
どのエッセイにも使えるようなテンプレートを暗記してしておいて
そのまま書いてしまうと大幅な減点になります。
全体の語数からその部分の語数がひかれてしまうのです。
だからといってすべてのテンプレートがNGというわけではありません。
問題文のパターンによって上手に使い分けましょう。
また不完全な文章や箇条書きの解答も減点対象になります。
IELTSライティングの対策としては
減点対象となるポイントに注意することはもちろん、
加点されるポイントを押さえておくことです。
加点されるポイント
加点されるポイントのひとつが言い換えです。
英語では同じ単語を繰り返し使うことを好みません。
同じ意味のことを書くときに同じ単語や表現を用いず
異なる単語や表現を使って言い換えられるようにします。
言い換え表現を多く身につけておくことが重要になってきますね。
同じ表現を避けるには同じ意味を表す類語を使いましょう。
日ごろから類語表現を多く集めておくといいですね。
説明する:describe、discuss、explain、mention
述べる: affirm、assert、state
意味する:indicate、imply、show、suggest
十分な: enough、plenty、
明らかな:apparent、clear、conspicuous、ocvious、
また、下記の例のように動詞と名詞を使い分けることによっても
言い換えることができます。
The exports increased.
There was an increase in exports.
採点基準の語彙力の中に入りますが、
IELTSライティングではアカデミックな表現を使うので、
単語も日常会話で使うカジュアルな単語ではなく
フォーマルな単語を使います。
アカデミックな文章では短縮形も使いません。
日本語でも話し言葉と学術論文のようなものを書く場合とでは
使う言葉や言い回しも異なってきますね。
手紙を書く場合も手紙特有の書き方がありますね。
それと同じことです。
構成が重要
英語のエッセイはIntroduction、Body、Conclusionという構成で
書いていきます。
タスク2では250語以上書かなければなりませんが、
13文書くことを目安にするといいでしょう。
Introduction で2文、Body を2段落構成にしてそれぞれ5文ずつ、
Conclusion を1文でおさめると全部で13文になります。
日本語のエッセイは随筆で自由に書きますが、
英語のエッセイは小論文なので構成が重要なのです。
IELTSライティングでは上記のような点に留意して対策をたてることです。
タスク2においては与えられた問題文によって構成のしかたも微妙に異なってきます。
タスク2の問題形式による構成法については
改めて詳しく説明したいと思います。
たくさん書いてみること
対策をたてたらとにかく書いてみることです。
ただいくらしっかり対策をたてて勉強し、練習問題に取り組んでも
ライティングだけは自分では採点できないので
どれだけできているかはわかりにくいですね。
そんなときに利用するといいのが元IELTS試験官による
IELTSライティング添削サービスです。
自分では気づいていない自分の書き方の癖を指摘してもらえ、
IELTSライティングの評価ポイントを押さえて
わかりやすくていねいに指導してもらえるでしょう。