→ たった1カ月で7.0をクリア!短期間でスコアを上げるポイントとは?
出題形式と採点基準を知る
IELTSライティングで短期間でスコアアップできる方法があります。
IELTSライティングの出題形式を理解し、採点基準を知って
減点項目を極力減らすことです。
IELTSライティングはアカデミック・モジュールと
ジェネラル・トレーニング・モジュールとでは問題が違います。
どちらもふたつのタスクが与えられますが、
アカデミック・モジュールのtask1ではグラフや図表から
読み取れることを説明していきますが、
ジェネラル・トレーニング・モジュールのtask1では
与えられた内容の手紙を書きます。
task2はどちらも英語のエッセイを書きますが、
ジェネラル・トレーニング・モジュールの場合には
アカデミック・モジュールのtask2ほど改まった文体は要求されません。
どちらも与えられた課題についてとにかく書けばいいというのではありません。
採点基準にあわせて書いていくトレーニングが必要です。
IELTSライティングの採点基準は次のようになっています。
IELTSライティングの採点基準
- task1はタスクの達成度、task2は質問に適切に答えているかどうか
- 一貫性とまとまりがあるかどうか
- 語彙力はどうか
- 文法的知識と正確さ
この4つの採点基準に基づいて採点されるので
この4つの基準において減点を極力少なくすることが重要です。
アカデミックな語彙や表現を増やす
IELTSライティングでスコアアップするには
改まった文体で書くための語彙や表現をできるだけ増やしましょう。
例えばtask2で自分の意見や考えを述べるときに
I think とせずに
I realize
It seems to me that
From my point of view,
などといった表現を使います。
また、アカデミックな文体では短縮形は用いないので要注意です。
改まった文体が要求されるからといって
難しい単語を羅列すればいいというものではありません。
アカデミックな単語を使いつつもシンプルに書くことです。
あまりに難しい単語や表現を使って複雑な構成にすると
どこかつじつまがあわない文になってしまい
一貫性が失われてしまします。
また、アカデミック・モジュールのtask1のグラフや図表の説明では
過去形、現在完了形、過去完了形、現在形、未来形などの時制を正しく使います。
他の部分においても注意を怠らず単純な文法ミスはしないようにします。
同じ表現を繰り返さない
また、英語は同じ表現の繰り返しを好みません。
同じことを違った表現で言い換えることがポイントです。
同じことを言う場合でも違う単語や表現で言い換えるのです。
IELTSライティングでもこれは重要になってきます。
言い換えの表現を多く身につけましょう。
ジェネラル・トレーニング・モジュールで要求される
英文の手紙には手紙の書き方のルールがあり、
task2で書く英語のエッセイにも決まった構成があります。
構成や書き方のルールを知る
そうしたルールや構成についてきちんと理解しておきましょう。
例えば、英語のエッセイはIntroduction、Body、Conclusionの
3部構成になっています。
まずIntroductionでこれから書く内容について説明し、
次にBodyで自分の見解や証拠となる例などを書き、
最後にConclusionで結んでいくという構成です。
この構成に従って書いていきます。
要求されている語数以上書くこともとても重要です。
語数が足りないと減点になってしまいます。
こうした点に留意していくのがとても効果的な勉強法といえます。
そして、実際に自分で何度も書いてみます。
何度も書くことで上達していくのですが、
せっかく書いてみても、構成がちゃんとできているのか、
どこを改善すればよいのか、自分ではなかなかわかりませんね。
採点基準をよく知る第三者に見てもらう
第三者に見てもらうのが一番いいのですが、
ネイティブであれば誰でもいいというわけではありません。
IELTSライティングの採点基準を熟知している人に見てもらうことです。
採点基準を熟知している第三者の目が入ると
自分では気づけないところもチェックしてもらうことができ
減点となってしまう部分もクリアになります。
減点項目を減らしていけば短期間でのスコアアップも期待できるでしょう。