IELTSライティングは独学ではなかなか難しいといわれています。

英語のエッセイとは

IELTSライティングのエッセイは、日本語でいうところの
エッセイとは大きく異なり、論理的な文章の構成が要求されます。

Introduction、Body、Conclusionという構成法や
英語独特の論理の進め方に慣れていない日本人にとっては
いきなり英語でエッセイを書くのはかなり難しいでしょう。

まず、英語のエッセイの構成やエッセイを書く上で
要求されることなどを理解することが先決です。
英語のエッセイでは使ってはいけない単語や表現、
また逆に使うべき単語や表現もあります。

英語のエッセイではフォーマルな表現を使います。
もちろん使う単語もフォーマルなものでなければなりません。

パラフレーズが重要

そしてIELTSライティングに限らず英語では同じ表現の繰り返しは
好まれないので、パラフレーズも重要ですね。

パラフレーズという言葉はご存知ですか。
パラフレーズというのは、違う単語、表現で言い換えることなのですが、
IELTSライティングではこれがとても重要になります。

エッセイの中で問題文をそのまま書いても
語数としてカウントされないので要注意です。
ここで重要なのがパラフレーズです。

問題文はパラフレーズして入れ込んでいきます。

丸暗記したものを書くと減点

IELTSライティングを独学をしていく上で、
ライティング独自の文章を丸暗記するといいとか、
テンプレートを使うと簡単に書けるというようなアドバイスも
あるようですが、採点基準の中に暗記は減点項目に入っているので
絶対にやるべきではありません。

どのエッセイにも使えるようなテンプレートは
試験官であればすぐにわかるので、こちらも
語数にカウントされなくなります。

つまり、全体の語数からその分の語数が省かれてしまう恐れがあり、
そうなると規定の語数に達しなくなってしまいます。

テンプレートを上手に使う

ただしライティング問題にはいくつかのパターンがあるので
問題のパターンに応じて使えるテンプレートをうまく使えば
減点対象とはならないようです。

つまり、序論ではこれ、結論ではこれというように
問題形式に関係なく決まりきったテンプレートを使うと
暗記しているものをそのまま書いていることがすぐにわかるので
減点対象になるけれど、問題形式に応じて上手にテンプレートを
使うことでむしろうまく文章構成ができるということなのです。

模範解答を参考にする

上記のポイントに留意して模範解答の構成や語彙の使い方、
パラフレーズの仕方などを参考にして自分で何度も書いてみましょう。

IELTSライティングが独学では難しいと言われているのは
自分ではどの程度書けているのかチェックできないからですね。
IELTSライティングの採点基準に精通している人に
添削してもらうと自分では気づかない部分を指摘してもらえるので
何度か繰り返すことでライティング力はアップしていくでしょう。

添削の効果が期待できるのは

ただIELTSライティングについて問題形式や構成、書き方などを
十分理解できていないうちに書いたものを
添削してもらってもあまり力はつかないかもしれません。
ある程度の基礎ができて何度もトレーニングをした上で
書いたものを添削してもらうことで添削による効果が期待できるのです。

何度もやりこんである程度自信がついてきたら、
どの程度まで書けているか確認するために
ライティング添削サービスを利用するとよいかもしれません。