IELTSライティングはアカデミック・モジュールと
ジェネラル・トレーニング・モジュールでは
与えられる課題が違っています。

Task1は150語以上

アカデミック・ライティングのTask1では、
グラフや表、図形などから得られる情報を
自分の言葉で説明しなければなりません。

Task1では自分の意見や考えを書く必要はありません。
グラフや図から読み取れる情報をそのまま表現します。

Task1は最低150語なくてはならず、150語に満たない場合には
減点の対象となってしまいます。

書く前のプランニングが重要

書く前に必ずプランニングするくせをつけましょう。
グラフや図表から読み取れることをどんどん書き出していきます。
書き出したものから重要だと思うものを書いていきます。

グラフや図表から何を読み取り、何を書いていくかについては
書く人の自由なので、どんなことを書いてもいいのですが、
構成を無視することはできません。

エッセイではないので必ずしもIntroduction、Body、Conclusion
という構成でなくてもよいのです。

Task1は9文で書く構成で

Task1の構成は次のようにするとよいでしょう。

イントロダクション:1文
概要説明:2文
詳細について書く最初のパラグラフ:3文
次の詳細についてのパラグラフ:3文

上記のように9文を目安に書くとだいたい150語以上になります。

何を書いてもよいからとあまりにいろいろなことを書きすぎると
何がなんだかわからない文章になってしまうので
内容は盛り込み過ぎないようにしましょう。

同じ表現を繰り返し使わない

また、英語の特徴として何度も同じ表現を使いません。
Task1の課題を書くときも同じです。
同じ意味合いの動詞や名詞を使いこなして表現の幅を広げます。

グラフの増加や減少に関する動詞の幅を広げておくだけでなく
変化の程度や速さを表す副詞も押さえておく必要があります。
また動詞だけでなく名詞でも表現できるようにしておくことです。

時期や期間などの表現に使う前置詞も効果的に
使えるようにしておくといいですね。

単語の幅を広げておく

構成法を理解してその構成法に則って書けるようにするのはもちろん、
Task1ではグラフや図表を説明するときに使う単語の幅を広げておくことが
Task1攻略の鍵となります。

同じ意味合いの動詞、名詞、形容詞、副詞をグループ化して
効果的に使えるようにしておきましょう。

また、IELTSアカデミックライティングの場合には
フォーマルな単語や表現を使わなければなりません。
グラフや図表を表す単語もフォーマルな単語を集めましょう。

とにかく書いてみよう

あとは実際に書いてみることです。
問題集で与えられている課題に沿って実際に書いてみます。
ところが、ライティングに関しては他のセクションのテストのように
自分で答え合わせをすることができません。

誰かに添削してもらうのといいのですが、
IELTSライティングの場合は採点基準が決まっているので
誰でもいいと言うわけにはいかないでしょう。

英文の添削サービスであってもIELTSに特化したものでなければ
採点基準が曖昧なままの添削になってしまいます。

元IELTS試験官によるライティング添削サービスであれば
元IELTS試験官からIELTS評価に基づいたアドバイスをしてもらうことができるので
ライティング向上の大きな力となるでしょう。